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毎年、麻布十番納涼まつりのステージで歌とダンスのパフォーマンスをひろうしてくれている、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ。麻布十番に本拠地を構える1977年の創立以来、ミュージカルを専門に上演する劇団です。今回、イッツフォーリーズ製作部の石川暁さんにお話を伺いました。
イッツフォーリーズは作曲家のいずみたくさんが作られた劇団なんですよね?
はい。いずみたくは日本のオリジナルミュージカルを創る事に、情熱を注いでおりまして、ブロードウェイなどの海外ミュージカルのコピーではなく、日本人ならではミュージカルを日本から発信していこうと、たくさんのミュージカルを製作しました。ミュージカルを創っていく過程で、ミュージカルのプロの役者も育てる必要性を感じ、ミュージカル俳優の養成機関と、ミュージカル専門の劇団を創った訳です。
いずみたくさんが亡くなられてだいぶ経ちますが、現在の劇団はどのような活動をしているのですか?
「いずみたく」の名前も知らない劇団員も多数入ってきています。しかし、オリジナルミュージカルを創るといういずみたくの意思は若い劇団メンバーにも受け継がれ、ほぼ毎年、新作ミュージカルを立ち上げています。また、ここ数年は観客数を増やしていこうと積極的に活動する劇団員も増え、アトリエフォンテーヌでのライブ「CHANCO」や、ワークショップ公演も盛んに行っています。
そうですね。劇団の皆さんが公演の度に十番商店街へポスター貼り、チラシ配りに回られている姿をよく目にします。
今年、千葉ロッテ・マリーンズが日本一になりましたが、地元の市民にサポートされている姿がとても印象的でした。私たちも地元・麻布十番があっての劇団になりたいと思っています。私たちは、北は北海道から南は鹿児島まで、年間100ステージ以上を全国各地で公演していますが、地元というか、本拠地で受け入れられないのに全国制覇は出来ないと思うんです。東京の麻布十番にはイッツフォーリーズというミュージカルの劇団がある、そう全国の方から認識されるような劇団になっていきたいと思っています。
十番商店街の中ではかなり浸透してきていると思いますよ。最後に今後の公演予定などを教えて下さい。
11月30日から12月4日まで、新宿の紀伊國屋サザンシアターにて、浅田次郎原作の「天切り松 人情闇がたり」という公演を、左とん平さんをゲストに招いて行います。12月25日には赤坂区民センターにてハートフルミュージカル「Mr.Zoo」、来年3月にはアトリエフォンテーヌで「ねこはしる」と公演が続きます。また5月には、いずみたく没15年を記念した「見上げてごらん夜の星を」という公演をアトリエフォンテーヌで約30回行います。いずみたくのヒット曲をモチーフにしたお芝居に加え、個人に縁のある人たちをゲストに招いたトークショーも予定しています。アトリエフォンテーヌは大江戸線の麻布十番駅から歩いて3分程の所にありますので、ぜひ、足を運んでいただければと思います。
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