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| 十番だより 平成18年6月号 2頁 |
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| 平成18年6月1日発行 麻布十番商店街振興組合広報部 |
赤い靴の女の子
「きみちゃん」のチャリティー
ユニセフへの寄付が
累計1000万円になりました。 |
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赤い靴の女の子「きみちゃん」のチャリティーが始まって18年になります。
平成元年2月28日、雨の降る火曜日でした。赤い靴の女の子「きみちゃん」の小さな像が彫刻家佐々木至さんの手でパティオ十番に建てられました。火曜日で定休のお店が多く人通りの少ない日でした。うれしくて何度となく傘を差してきみちゃんを見に行きました。夕方、きみちゃんの足下に小銭が置かれているのに気がつきました。数えてみると18円。これがきみちゃんのチャリティーの始まりでした。
あれから17年、4月17日今年も50万円をユニセフに送ることが出来ました。これまでのチャリティーの総額は、阪神大震災義援金に70万円、スマトラ大震災・津波の義援金として60万円を含め、累計1000万円になりました。皆さまの温かいご支援に心からお礼申し上げます。
野口雨情の童謡「赤い靴」のモデルだった「きみちゃん」は、実は横浜の波止場から船に乗れませんでした。不治の病のため麻布十番にあった孤児院に預けられ、明治44年9月、9才の短い生涯を閉じています。きみちゃんのような不幸を繰り返さないように、母と子の愛の絆を願って創られた「きみちゃん」の像に託されたチャリティーは、世界の子どもたちのために毎年ユニセフに送られてきましたが、今春1000万円という大きな節目を迎えることが出来ました。1円5円10円という小さなお金の、しかし、とてもきれいな貴重なお金の積み重ねが17年かかって達成できた大きな金額です。
また、平成2年から一昨年平成16年まで15年間も続いた納涼まつりのチャリティーひろばでは、悪役の山本昌平さん、女優の紅理子さん、作曲家の横山太郎さんと童謡の会の大勢の皆さんが毎年納涼まつりの三日間参加してチャリティーを呼びかけて下さいました。サックスの稲田耕嗣さんとジャズクインテットの皆さん、地元いずみたく・イッツ・フォーリーズの皆さんの素晴らしい演奏、ショウを楽しみながら大勢の皆さんが子供たちのためにチャリティーに協力して下さいました。残念ながら納涼まつりでのチャリティーひろばは昨年からなくなりましたが、「きみちゃんのチャリティー」はこの1000万円で終わりではなく、これからも世界の子どもたちのために続けていかなければならないと思っています。どうぞこれからもよろしくご協力下さいますようお願い申し上げます。
(文責 山本仁壽) |
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◆「赤い靴はいてた女の子」の原作者 菊池寛先生からメールを頂きました。菊地先生は7年の歳月をかけて赤い靴のモデルだったきみちゃんの足跡を追い続け、この本を著しました。
『麻布十番のみなさま、こんにちは。チャリティーが1000万円という大きな額になられた由、山本さんはじめ、多くの方々の思いと善意が結実されたのであろうと思います。お慶び申し上げます。引き続きのご活躍をお祈り申し上げます。』
2006.4.24. 菊池寛(北星学園大学文学部)
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◆毎年夏の納涼まつりで16年間もチャリティーひろばでアコーディオンを弾きチャリティーにご協力下さった作曲家の横山太郎先生からもお手紙を頂きました。
『1000万円集めるにはどれだけ多くの人々の善意があったか、またそのための長い時間が必要だったかなど、いろいろと感無量です。その中心となって活動されてきた山本さんはじめ係の方々に改めて敬意を表したいと思います。』
2006.4.26. 横山太郎(作曲家)
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