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十番だより 平成21年5月号 5頁
平成21年5月1日発行 麻布十番商店街振興組合広報部
その12 『麻布十番大通りの魅力』
写真&文 MICHIKO
 麻布十番大通りを散歩していると気になることばを見つけました。昨年紹介した、南山小学校の生徒がボランティアのひとつとして行っている商店街の“花植え”ポットの中に、クリスマスローズの大きな葉が繁っていました。その傍に“やってみなきゃ分からない。今始まる緑化対策。南山小学校”と書いた小さいけれど力強い素敵なメッセージボードが立っていました。クリスマスローズの花はまだ見つかりませんでしたが、緑に囲まれた力強い未来を担う決意のメッセージは、花の美しさにも負けない未来への希望があると感じました。南山小学校のみなさん、いつもきれいなお花を植えて下さりありがとうございます!私はクリスマスローズが大好きなので麻布十番大通りで蕾をさがしては写真を撮っています。今月号はその中からクリスマスローズの花をご紹介したいと考えましたが、この写真のメッセージボードを世界に見て戴こうと考え、選びました。麻布十番商店街のフラワーポットには一年を通じてたくさんの花々がきれいに咲いています。
 しかし、たばこの吸い殻、ジュースの空き缶、ペットボトル、ゴミなどが捨てられていることが多く見受けられ、マナーの悪さにはがっかりします。クリスマスローズはまだ咲いていますので見つけて楽しんで下さいね。もうすぐ、地球温暖化問題でクローズアップされたツマグロヒョウモン蝶も飛んで来ますよ!麻布十番商店街地域には魅力がいっぱい詰まっています。

今年で発足55周年を迎える麻布十番青年会。
節目の年の55代目青年会会長は、原 忠弘君(ペットハウス ハラ)となりました。
青年会の在籍も長く、様々な経験をしてきているのでそれを生かして“原カラー”を打ち出していくことでしょう。

さっそく体制がかわっての初仕事、花まつりパレードにも参加。行列の中心となってパレードを盛り上げました。(大傘を持っているのが原新会長です。)
このあと納涼まつり・酉の市などのイベントでみなさんのためにかげとなり、ひなたとなり活動していきますのでよろしくお願いいたします。
あわせて新しく青年会に入った嶋田和久君(崇文堂書店)、根本誠司君(国際音響電機)の2名もよろしくお願いします。
(麻布十番青年会 前会長 葭原広生)
DISCOVER JUBAN
麻布十番再発見!その15
 街路樹 -1-
 麻布十番商店街は昭和58年(1983)に東京都モデル商店街の指定を受け、商店街の近代化に取り組みました。緑豊かな街づくりをめざして 昭和61年(1986)には多目的広場「パティオ十番」を完成、平成3年(1991)にはアーケードを撤去し、街路樹を植え、歩道にセラミックタイル、車道に石畳、街路灯も十番らしいデザインのものにと改修を行ってきました。歩道のタイルも岐阜県多治見市の工場を訪ねて、その色や敷き方を見てきました。街路樹もブロックごとに異なった種類の樹を植栽することで、季節毎に異なった趣の緑が楽しめように検討を重ねました。十番通り、雑式通りに植栽された街路樹は、カツラ、クスノキ、コブシ、ヤマボウシ、ハナミズキ、モミジバフウ、ケヤキ、トチノキの八種類、その他一の橋のバス通りにはイチョウ、新一の橋付近にはヤナギ、環三通りにハナミズキが植えられています。 さぁ、どこにどの樹が……。街の木々には気もとめることもなく見過ごしている方がほとんどだと思います。今度お買い物の時には街路樹を見ながら歩いてみてください。お車に気をつけて。
 パティオ十番には六本のケヤキの木と両サイドの歩道に四本のトチノキが植栽されています。今新緑のケヤキの木も秋には紅葉、そして落葉をくりかえし二十余年の年輪を重ねているのですね。ケヤキは高さ30m を越えることもある落葉性の高木。本州以南の日本各地、朝鮮半島、中国各地、台湾等に分布しています。枝はほうき状に広がって美しく、都市公園や街路樹などに広く植栽されています。
 トチノキは、天狗の団扇と呼びたくなるような掌状に分かれた大きな葉です。ヨーロッパのマロニエと同じ仲間なので、そのイメージからか近年、街路樹に植栽されることが多くなった木です。北側(ラ・ボエム側)の2本と南側(フクヤ化粧品店側)の2本の大きさが極端にちがいます。何故か北側のトチノキは2本とも枯れて今は植え替えられた二代目です。
 ハナミズキは港区の木に指定されている木ですが、原産はアメリカです。明治42年(1909)から数年にわたって、当時の東京市長尾崎行雄がアメリカに桜の苗木を贈りました。ワシントンD.C.ポトマック河畔の桜並木がそれです。その返礼として大正4年(1915)にアメリカから東京市に贈られたのがハナミズキです。日米親善の木として、そのときの原木は今も日比谷公園に残っているそうです。
 ヤマボウシはハナミズキと同じミズキ科ヤマボウシ属です。ハナミズキとよく似た花(正確には花ではなく苞)が咲きますが、ヤマボウシは展葉した後に花開くのにくらべ、ハナミズキは開花が先です。また、花のように見える総苞片の先端がハナミズキはくぼんでいますが、ヤマボウシの苞は先がとがっています。和名は「山法師」で、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられました。秋には赤いイチゴを連想させるような果実ができ、甘くて食べられます。開花時期もハナミズキは4?5月、ヤマボウシは5?6月とずれがあり、それだけ長く花を楽しむことが出来ますね。
 今月は四種類の街路樹を紹介してみました。緑豊かな商店街、あらためて木々を見つめてみては。
(寄稿 ローリエヤマモト 山本仁壽)
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