| 麻布十番について |
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| DISCOVER JUBAN 麻布十番再発見!⑤ |
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元麻布の氷川神社の続きです。各地に「氷川神社」がありますが、神社本庁のデータでは、「氷川」の名の付く神社は全国で261社、東京都には68社あるそうです。氷川神社の本社は埼玉県大宮に鎮座する旧官幣大社・武蔵国一ノ宮の氷川神社です。
麻布氷川神社は天慶五年(942)の勧請ですから千年余の歴史のある麻布の総鎮守のお社として、また江戸氷川七社の一社として崇敬されてきました。江戸氷川七社とは、赤坂氷川神社、麻布氷川神社、渋谷氷川神社、文京区千石の簸川(ひかわ)神社のほか、古書には今井の盛徳寺、羽根田村、萬年寺山云々とあるのですが、この三社がよくわかりません。麻布氷川神社は戦災で本殿、社務所等を消失しましたが、宮神輿、神輿倉、神楽殿、手水舎は難をのがれ昔の面影を今に伝えています。
宮神輿は千貫神輿と言われる大きなもので、両側に車輪が付き牛が引いたそうです。最近では昭和初期に一度だけ渡御の記録があるそうです。秋の例祭の時には神輿倉が開けられ見ることが出来ますが、牛に引かれた宮神輿の雄壮な渡御を見たいものですね。
また、神楽殿でお神楽も奉納されます。お神楽は、神座に音楽や舞いを奉納し疫病や災厄除けを願ったり豊穣への祈りや感謝を捧げるためのものでした。今年の秋祭りには是非ご覧になっては如何でしょうか。
下の版画(部分)は天保三年(1832)の祭礼の様子です。御祭礼番付と書かれたこの図では、太鼓、榊、幡、そして各町の山車が続きます。壱番宮下町、南日ヶ窪町・三番叟の山車、弐番本村町、仲町・鍾馗の山車、引き物、手こまい、世話人の人数等々が細かく書かれています。 三番本村町上の町・牡丹石橋の引き物、五番三軒家町・猩々の山車、六番宮村町・金太郎、熊の山車、山姥山賊の引き物と続きます。氷川神社十七町の山車引き物が延々と続き最後に神輿一座の列が描かれています。これらの各町の山車、引き物、人形は殆どが戦災で焼失しましたが、本村町に貴重な一体が残され保存されているそうです。古い伝統文化の継承、守っていきたいものですね。
セーラームーンのお社がこんなに歴史ある神社だったこと、町の誇りですね。
(寄稿:ローリエヤマモト 山本 仁壽) |
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