| 麻布十番について |
|
|
|
 |
『十番だより』編集者から、『麻布十番商店街をより楽しくするために、何か提案を!』と依頼され、『、、、ん、難しい、、、でも、面白そう、、、』と感じた私は、暫時、窓から景色を眺め、得意のモノオモイに耽りました。
その結果、恐縮きわまりないのですが、ある提案をさせていただくことにしました。それは、“なくなりつつある習慣・文化の再形成を、商店街の存在を十分に活用する方向で実現させよう”という趣旨です。
具体的には、《率先垂範。分け隔てなく、だれとでも挨拶してみませんか?》という内容です。
地方出身の私がこうして文章を綴っているのも、気さくな商店街の皆様との出会いがあればこそだと思います。元気良く挨拶を交わし、名前でお声を掛けていただける毎日。『こんにちは!』――通りすがりの知らない人からだと(都会特有の警戒感から)気味悪いと感じることでも、商店街の方々からだと地元に対する帰属感すら生まれ、晴れやかな気分になるものです。勤め始めた頃は、こんな素敵なお付き合いは到底あり得ないだろうと諦めていました。古くからあるお店に対して、距離感や、ある種の疎外感を感じていたのです。それが、今では気軽に入店することが可能になり、十番を歩くことに、喜びすら感じられるようになりました。ひとえに、声を掛け合える地域コミュニケーションのおかげだと思います。
21世紀に無くなりつつある貴重な財産は「コミュニケーションの場」であり、それを守る軸となるのは「商店街」に他なりません。《通行人に挨拶する/声を掛ける商店街》を実現してみませんか?
|
| 瀬野洋平(センチュリー21) |
|
|
|
|
|
 |
|