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人気の麻布十番でお店を開業!? 不動産業者に聞く麻布十番の魅力

新年度を迎えるにあたり、心機一転、新しいことを始めよう!という方も多いのはないでしょうか。
江戸時代から商業地区として栄えてきた麻布十番には、現在もたくさんの商店が並んでいます。特に飲食店は、庶民的なお店からミシュランガイドに掲載されるお店までさまざまです。そんな麻布十番の物件の魅力はどんなところにあるのでしょうか。

 

ザ・シティ リーシングセンター 麻布十番

麻布十番にお店を出すということが、一つの信頼やステータスを生み出す

麻布十番に本社を構える収益商業ビル開発の株式会社シティホームズ。パティオ十番に面したビルの1階店舗「ザ・シティ リーシングセンター 麻布十番」では、シティホームズが開発した商業ビルの1棟販売、テナントの誘致のほか、区分マンションの買取り、賃貸・建物管理、相続相談など、不動産に関するさまざまな業務、特に麻布十番の不動産の取得に力を入れています。都心で多くの商業ビルの開発を行っていると同時に、グループ会社の株式会社シティダイニングが麻布十番で「BULLS」などの焼肉店も経営する同社から見ると、麻布十番はどんな街なのでしょうか。

 

※グループ会社の株式会社シティダイニングが「BULLS(焼肉)」「ROMANO(イタリアンバル)」「あさごや(和食居酒屋)」「そばごや(蕎麦居酒屋)」を運営

 

麻布十番エリアについて、担当者の中島さんに聞く

 

編集部:麻布十番でも商業ビルの開発を手がけられていますが、ほかにはどのようなエリアでの実績をお持ちですか。

担当者 中島さん:南青山、西麻布、外苑前、神宮前、渋谷、白金などがあります。いずれもテナントは素敵な飲食店の多い商業ビルです。

 

編集部:都心のそれも人気のエリアが多いですね。そうした実績をお持ちの中で、麻布十番の魅力とはどんなところにあるとお考えですか。

担当者 中島さん:衣・食・住がハイセンスなレベルで調和しているという点で、麻布十番はほかには類をみないエリアだと思っています。加えて江戸時代からの歴史があり、古き良きものと新しく、スタイリッシュなものがバランスよく調和していることも大きな魅力ですね。麻布十番は商店街を中心にタテ長に発達していますが、東西・南北の一番長い場所でも約500メートルというエリアです。そのコンパクトなエリアの中に伝統的なものから流行りのものまでたくさん詰まっていて、地域のお祭りなどのイベントも盛んです。そこに惹かれて、多くの人が集まってくることが素晴らしく魅力的なところだと思います。

 

編集部:飲食店向きの商業ビルは人気が高いでしょうか。

担当者 中島さん:はい、もちろんです。庶民的なお店から、ミシュランガイドに掲載されるような有名店まで、さまざまなお店が集まっていることからもその人気度が窺えます。地下鉄2路線が乗り入れていて交通の便がよいことも、人気物件としての大きなポイントです。

 

編集部:気になるのは店舗の賃料ですが…。

担当者 中島さん:都内でも有数の人気エリアでありますし、空き物件もそれほど多くないので、賃料水準は高いエリアとなります。しかし麻布十番にお店を出すということが、一つの信頼やステータスを生み出すと言えます。ですので、ご商売を始められるには、よい場所であることは間違いないと思います。

 

編集部:御社が手がけた麻布十番の商業ビルには、主にどんな飲食店が入っているのでしょうか。

担当者 中島さん:ホルモン焼から、お寿司、BARなど、様々なお店が多いです。テナントを誘致する場合には営業内容を確認し街並みに沿うお店を誘致しています。良質な店舗が集まっていることが、麻布十番ブランドを支えているものだと思います。

 

過去に手がけた人気物件をすこしだけご紹介!

 

・THE CITY 麻布十番ⅡCROSS

大人の街に気品を添えるモダンなガラスカーテンウォールが特徴的な商業ビル

 

・THE V-CITY 麻布十番 PLACE

ストリートに際立つオープンフェイスの存在感をもち、麻布十番から六本木に連なる大通り沿いに、開放感あふれる大型テラスを設けたスタイリッシュなデザインの商業ビル

 

・THE V-CITY 麻布十番 AVENUE

麻布十番商店街の中心部に立つ「光の塔」をイメージした商業ビル

 

 

 

 

住所 〒106-0045 東京都港区麻布十番2-13-2アザブクマイビル101
電話番号 03-3457-8610
FAX 03-3457-8620
営業時間 午前10時00分~午後7時00分
定休日 水曜日
主な取扱商品

不動産

 

 

MAX PLAN

知名度があり、人の流れも多い。商売するにはとてもよい場所

2020年に麻布十番の新たなランドマークビルとしてオープンした「MAXPLAN AZABU10」。ビル開発を手がけた株式会社マックスプランは、主に港区内に所有する自社物件の賃貸業務を行うほか、地域の開発事業にも携わっています。先代が所有していた土地を引き継ぐ形で「麻布十番開発プロジェクト」を進めてきた中村鈴子代表取締役にとって、麻布十番は幼少の頃から馴染みの深い場所。まちの変遷を見つめながら歩んできた中村さんに、麻布十番という土地についてうかがいました。

 

 

麻布十番エリアについて、中村代表取締役に聞く

 

編集部:MAXPLAN AZABU10、素敵なビルですね。
中村さん:ありがとうございます。設計は隈研吾さんにお願いしました。外壁はサイズの異なるテクスチャーを組み合わせてデザイン性を出していますが、これには断熱効果もあってエアコンの利用を軽減するといったねらいもあります。特に素晴らしいのは、最上階にあるテラスからの景観です。外の風を感じながら、麻布十番一帯を眺めることができます。

 

 

 

編集部:都心ならではの景観にうっとりしてしまいました(笑)。商店街の方を眺めると意外と高い建物が少ないんですね。
中村さん:港区の中心にありながら昔ながらの商店街が軒を連ね、麻布十番温泉がなくなるなどの変化はありますが、全体としてはあまり変わりません。代々商売を営んでいる人も多い土地柄で、人と人のつながりや人情味を感じられることが、このまちの魅力ではないでしょうか。


編集部:商売するには適した場所といえますか?
中村さん:麻布十番は知名度が高く、人が集まってくる人気のエリアです。ご商売をされるにはとてもよい場所だと思います。麻布十番といえば高級なお店が多いイメージかもしれませんが、弊社所有の物件には、高級飲食店さんだけでなく、さまざまなジャンルの飲食店さんが入っております。また、年齢や体調を理由に店を閉めるケースはありますが、営業不振で撤退したという方はほとんどいらっしゃいません。

 

編集部:かつては麻布十番に来るにはバスしか手段がなく、陸の孤島といわれた時代もあったと聞きました。
中村さん:その頃でも人気はありましたが、地下鉄が通ったことで人の流れが変わり、不動産価値が上がりました。賃貸物件の場合はそれが家賃に反映されるわけですが、逆にいえばそれが麻布十番というブランドを守っているともいえます。弊社テナントでも誰でもウェルカムというわけではなく、まちの雰囲気を守ることを意識しながら、より良いまちづくりに努めております。一方で、MAXPLAN AZABU10の2・3階には、有料ですが誰にでもご利用いただけるコワーキングスペースと貸し会議室を設けています。こうした人と人が集う場所、共生・創造できる場所を提供していくことが、地域への貢献だと思っています。

 

 

コワーキングスペース「SHARE M-10(シェア エムジュウ)」

 

 

住所 〒106-0045東京都港区麻布十番4-1-1
電話番号 03-6435-4297
FAX 03-6435-4298
営業時間 10:00~18:00
定休日 土・日
主な取扱商品

不動産・設計・コンサルティング

 

 

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