麻布十番の店主が語る 十番ばなし #009 「麻布十番郵便局」前局長:庄司 光敬さん 現局長:庄司 宏之さん | 麻布十番商店街

十番ばなし

麻布十番の店主が語る 十番ばなし #009 「麻布十番郵便局」前局長:庄司 光敬さん 現局長:庄司 宏之さん

地元の人たちの声から 生まれました

 

 

 

―麻布十番郵便局がこちらに開局したのはいつでしょう

 

庄司 光敬さん:昭和41年の6月です。戦前は麻布十番に麻布郵便局があったのが、戦災で焼けてしまって。戦後、麻布郵便局はロシア大使館の前にできたんだけれども、麻布十番は昭和20年から郵便局の空白地帯になっていた。そこで、地元の人たちで郵便局を誘致しようということになり、署名を集め、嘆願書を当時の郵政省に持って行ったんです。その時、それまで別の商売をしていた私の父が、郵便局をやることになりました。

 

 

―街の人たちが郵便局をつくったんですね。当時とはどこが変わっていますか

 

光敬さん:開局時は3人でしたが、今は10人います。ただし面積は今の半分くらいでした。郵政民営化以降は以前よりも独立採算制が強まったので、色々なサービスを展開するようになりました。おかしな言い方かもしれませんけど、政治に左右される面のある業種なんですよね。

 

宏之さん:10月からはがん保険も扱っています。商品がだんだん増えて、覚えなければいけないことが多くなりました。よく郵便局の業務ってどういうの?と人に聞かれるんですが、「宅配便と銀行と保険会社をこの一か所でやっている」と説明しています。

 

 

―わかりやすいです。郵便局で仕事をしていて印象に残る出来事は?

 

宏之さん:いい事ですか?…それなら最近、局員がたまにいらっしゃるお客様とお話しする内に、なにか心にひっかかるので、警察にしらせたら、特殊詐欺に遭う寸前だったということがありました。警察から感謝状をもらい、後日、お客様にも感謝されたんですよ。

 

光敬さん:ここのところそういう例は多いです。お年寄りの行動を見て不審に思い、事前に食い止めたこともありました。この辺では高額所得者が多いせいか事件が多発しているらしく、警察からもよく注意があります。お客様の財産を守るのもわれわれの仕事ですから。

 

 

 

 

 

街と両輪のように 進んでいきたい

 

 

 

―麻布十番にある郵便局ということでほかと違うところはありますか

 

宏之さん:都心の郵便局はどこもそうだと思いますが、地元の人だけでなく、観光客の方や、例えば六本木へ向かう途中で立ち寄るとか、色々な方がいらっしゃること。それと会社や店舗が多いので、広告宣伝のできる場所として、最近ニーズが高まってきています。企業やショップのポスターを貼ったり、チラシを置いてるんです。広告料金としては非常に安いので気軽に出してくれるのかもしれません。

 

 

―都会の郵便局ならではですね。商店街の青年会で活動していらっしゃる宏之さんが考える麻布十番の魅力と、これからの街について教えてください

 

宏之さん:生活に便利な住みやすい街だと思います。そして下町のように人とのつながりがある。今の商店街の人たちは、私の学校の時の同級生や先輩や後輩なのでまとまりがいいので、これからも青年会の一員として、協力して街づくりに取り組みたいです。

 

 

―光敬さんは麻布十番商店街の副理事長でもいらっしゃいます。街への想いをお聞かせください

 

光敬さん:麻布十番は私も郵便局も生まれて育った街です。地下鉄が通ってから十数年、お店も新陳代謝があり、そろそろ世代交代をする頃。これからは若い人がアイデアを出して商店街も郵便局も進んでくれると思います。これからも都会にありながら、安心・安全、健全な街であり続け、郵便局と両輪のように進んでいきたいです。

 

 

―最後に麻布十番郵便局を利用される方にひと言お願いします

 

宏之さん:郵便局には郵便や年賀状、ゆうパックなどのほかにも、お歳暮やお中元、貯金、保険など色んな商品を扱っています。証券外務員のほか、年金アドバイザーなど、資格を持ったさまざまなプロがいて、アットホームな雰囲気がありますから、気軽に相談にいらしてください。

 

 

 

 

 

麻布十番郵便局

 

麻布十番郵便局

麻布十番でまもなく50年を迎える地元で愛される郵便局。地元の人以外にも海外からの観光客なども多く、いつもにぎわっている。郵便や小包、簡易保険、郵便貯金などに加え、10月からはがん保険もスタート。チラシやポスターの掲示など、広告・宣伝する場所としても利用できる。
港区麻布十番2-3-5
TEL:03-3452-5050
郵便9:00~17:00、貯金・保険~16:00
土・日曜、祝日休み

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