なぜ麻布十番商店街に訪れたの?街頭インタビュー!
老若男女はもちろんのこと、海外からの来訪者まで多様な人々が行き交う麻布十番商店街。高級フレンチや洗練されたカフェ、そして300年以上の歴史を受け継ぐ老舗まで、約300軒もの店舗が軒を連ねています。このように多彩な顔を持つこの街に、人々は何を求めて訪れるのでしょうか。実際に街を行き交う方々に、その理由を尋ねてみました。
「ここに来たら何かある」を求めて

やわらかな笑顔を交わしながら、麻布十番商店街を歩く二人の女性。話を聞くと、英語コーチとして活動する女性と、その生徒なのだそうです。
ー今回、麻布十番商店街を訪れたきっかけは?
H・Iさん「私は広島と南麻布での二拠点生活を始めたばかりなんです。近くの麻布十番商店街でランチをしようと思い、今日は先生に来てもらいました。これまで、麻布十番商店街に足を運んだことがあまりなかったのですが、娘の登下校でこれからこの商店街を通ることになるので、どんな街なのか気になっていたんです。
麻布十番商店街は、歩いていれば何かに出会える。そんな期待があります。ここに来れば、きっと何かがあるという感覚があるんです。今日は家から出たくないな、と思う日でも、『この街なら何かあるかもしれない』という思いが背中を押してくれる。そんな気持ちで、少しずつこの街を開拓しています」
Y・Sさん「私は東京とオーストラリアの二拠点生活をしています。普段は恵比寿周辺でお会いすることが多いのですが、今回はお誘いいただいて麻布十番商店街に来ました」
ー初めて麻布十番商店街を訪れたときの印象は?
H・Iさん「最初は、麻布十番と聞くと六本木のような高級なイメージを持っていました。外国人が多く、国際的な街なのかな、と。でも実際に来てみると、想像以上に親しみやすい商店街の雰囲気があって驚きました。外国人の方も多いですが、観光客というより、この街に自然と馴染んでいる方が多い印象です。私も通ううちに、だんだん好きになってきました」
ー今日は、どのように楽しむ予定ですか?
Y・Sさん「“シーファン”という中華料理店に行きました。とてもおいしかったです!これからカフェなどお店を開拓しながら、街歩きを楽しみたいと思います」
日本に移住したばかりの弟に、麻布十番商店街を案内

ランチタイムの混雑がようやく落ち着き始めた頃、レストランを後にして商店街を歩く二人に声をかけました。兄弟二人とも、ガーナから日本に移住してきたと言います。
ー麻布十番商店街にはよく来られますか?
M・S・Aさん「この商店街の近くに住んでいるので、よく訪れます。こちらに住んで2年ほどになります」
S・Oさん「私は最近日本に来たばかりで、今は姉の家に一緒に住んでいます」
ー今日はどのように過ごされたのですか?
M・S・Aさん「弟が日本に来たばかりなので、街を案内したくて。今日は私のお気に入りのイタリアンレストランで食事をして、これから家に帰るところです。とてもおいしかったですよ」
ーなぜ麻布十番商店街に訪れようと思ったのですか?
M・S・Aさん「実は小さい頃、この近くに住んでいたことがあるのですが、当時はあまり街のことを知りませんでした。改めていろいろと探検しています。外国人の私からすると、日本の街はどこも似て見えてしまい、迷いやすいと感じることもあります。でも麻布十番商店街は、もっと知りたいと思える場所。きちんと覚えて、自分の街として親しみたいと思い、今回弟と一緒に訪れました。今日はこのあとも、二人でゆっくり探索するつもりです」
色々な場所にアクセスしやすい麻布十番で10日間滞在

夫婦と子ども二人で商店街を歩いていた家族にお話を伺いました。Dさん一家はアメリカ・カリフォルニアから訪れ、麻布十番に10日間滞在。ちょうど空港へ向かい、帰国するところだったといいます。
―どうして麻布十番周辺を選んだのですか?
夫「麻布十番商店街の近くでAirbnbを借り、10日間滞在しました。駅にも近く、日本滞在中に訪れたい場所へアクセスしやすそうだったことが決め手です」
―実際に麻布十番商店街で過ごしてみていかがでしたか?
妻「子どもたちが遊べる公園が近くにあり、商店街全体も清潔でとても良い環境でした。何でも徒歩圏内にそろっていて、個人経営のお店も多いところが気に入りました。特に印象に残っているのは、”ポワンタージュ”というベーカリーです。朝起きると、通り一面に焼きたてのパンの香りが広がっていて、実際にパンも本当においしかったです」
夫「今回は子どもたちにとって初めての日本滞在だったため、渋谷や新宿、赤坂、そして京都など、いわゆる観光地を中心に巡りましたが、地下鉄がとても便利で、移動のしやすさも大きな魅力でした。ただ、この辺りをもっとゆっくり探索したかったなと、ちょうど家族で話していたところです。素敵なお店がたくさんあったのに、すべてを見ることはできませんでした。小さなお店や昔ながらのレストランも多く、とても興味深かったです」
―また麻布十番商店街に来たいと思いますか?
妻「ぜひまた来たいです。このエリアを目的に戻ってきたいですね。もっと時間をかけて、いろいろなお店を楽しみたいです。毎朝同じカフェに通うのもいいね、と家族で話していました」
ナゾトキ街歩きゲーム 『地下謎への招待状2025』に参加し麻布十番商店街に上陸!

東京メトロ(東京地下鉄株式会社)が開催するナゾトキ街歩きゲーム『地下謎への招待状2025』の袋を手に、街を歩く二人の女性に話を伺いました。
ー麻布十番商店街には、ナゾトキ街歩きゲームのために来られたのですか?
H・Kさん「そうなんです。このナゾトキ街歩きゲームは、リアル脱出ゲームの街歩き版のようなもの。仕掛けられた謎を解きながらゴールを目指す回遊型のゲームで、地下鉄が通るさまざまな街を舞台に楽しめます。周りの人がこのゲームの話をしていたり、駅で宣伝を見かけたりして、やってみたいと思ったんです」
S・Oさん「麻布十番商店街に来るのは、私たち二人とも初めてです。このゲームは行き先を自分たちで選べる仕組みになっていて、“せっかくだからカフェ巡りもしたいね”という話になり、麻布十番駅を選びました」
ー麻布十番商店街の印象はいかがですか?
H・Kさん「実は、今ちょうど着いたばかりなんです。これから探検するので、とても楽しみにしています。謎を解きながら、素敵なカフェにも出会えたらいいなと思っています」
目的を持って足を運んだ人もいれば、偶然この街を訪れた人もいます。きっかけはさまざまでしたが、インタビューを通して多くの人が口をそろえて語っていたのは、「また来たい」「次は別のお店にも行ってみたい」という言葉でした。
麻布十番商店街には数えきれないほどの店が軒を連ね、世代や国籍を超えた人々を迎え入れています。そして、人々が安心して居られる空気が、この街には流れています。訪れるたびに新たな発見があり、まだ知らない魅力にも出会える…そんな余白を持つ商店街であることを、改めて実感しました。





