特集

2024年8月24日（土）・25日（日）の2日間にわたり、麻布十番納涼まつりが開催されました。最高気温が35度に迫る暑さの中、コロナ禍を経て4年ぶりに開催された昨年に続き、地元の方はもちろん、遠方からも多くの来訪者を迎えて会場は大賑わいとなりました。

会場を盛り上げたステージパフォーマンス

パティオ十番の「ステージ10-BANG」では、地域で活動するバンドやダンスグループなどによる多彩なパフォーマンスが繰り広げられました。24日のトップバッターを務めたのは「南山ジャズバンド」。軽快なJAZZの演奏に客席からは自然に手拍子が沸き起こり、終盤の「東京音頭」では思わず踊り出す人の姿も。

オープニングセレモニーには、麻布十番商店街振興組合理事長と港区長が挨拶に立ち、今年で第58回となった納涼まつり開催の喜びを語りました。

商店街の老舗や話題店の味が勢ぞろい

麻布十番大通り、パティオ通り、雑式通りをメインにバラエティ豊かな屋台がズラリ。その数、実に150店以上に上ります。麻布十番商店街に軒を連ねる飲食店の味が楽しめるとあって、あちらこちらに行列ができていました。

麻布十番駅近くの人気中華料理店「シーファン」の屋台では、アツアツで香ばしい「焼き小籠包」を提供。鉄板に並ぶぽってりとした小籠包に引き付けられて、買い求める人がたくさんいました。

昨年オープンしたカリフォルニア料理のお店「STOKED」は今年初出店。厚切りのイベリコ豚ベーコンをジュウジュウと焼き上げる音が食欲をそそります。

魚介のおいしそうな香りを漂わせていたのは、「十番酒楽場」の海鮮プルコギ。新鮮な魚介類に牛バラ肉と野菜、もちまで入ったお腹も満足の一品です。

ひんやり冷たいスイーツも外せませんよね。「himel」では麻布十番名物のけずりいちごが大人気。丸ごと削られた冷凍いちごに練乳をかけていただくと、甘酸っぱさが口の中に広がりました。

日本各地の名物グルメも集結

「おらがくに自慢」には、日本全国から一度は食べたい郷土の味が集まりました。宮城県気仙沼市から出店した「臼福本店」で注目を集めたのは、まぐろのテール焼き。「テールは一匹からひとつしかとれない希少部位。ぜひ食べて行ってね！」

宮城県からは、バリエーション豊富なから揚げも。「仙台味噌から揚げ」「伊達の旨塩から揚げ」「牛タンから揚げ」など目移りしてしまいそうです。

中央アルプスの良質な地下水から生まれた長野県のクラフトビールもラインナップ。長野県産のりんごを代表する品種「ふじ」を原料にしたフルーツビールが人気でした。

お馴染みのゲームや限定Tシャツも！

麻布十番青年会の子ども向け遊戯コーナーをはじめ、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、金魚すくいといったお祭りに欠かせない定番ゲームには、親子が列を作っていました。スタッフの皆さんが笑顔で雰囲気を盛り上げます。

射的では、お目当てのおもちゃやお菓子をねらう子どもたちの表情は真剣そのもの。うまく当たりますように！

「総合洋品ニシモト」は、今年も宇野亞喜良氏デザインの「麻布十番納涼まつりTシャツ」とうちわのセットを販売。毎年購入してコレクションしている人もいるのだそうです。

クラフトビールフェスを初開催

納涼まつりで初めて開催された「Tokyo Craft Beer Fest 2024」も大盛況でした。アメリカ、ハワイ、台湾からも人気ブルワリーが出店し、会場となった一の橋公園は熱気とインターナショナルなムードに包まれました。

国内外から選りすぐった14のブルワリーのクラフトビールが一堂に。これだけのブルワリーの味を一度に楽しめるのはめったにない機会。あれもこれもと飲み比べを楽しむ人が大勢いました。

ビールにぴったりのフードメニューを提供するキッチンカーも魅力的。「El Sandwichazo」はキューバ人シェフによる本場のキューバサンドを販売。ローストポークが絶品です。

来場者にお聞きしました！

納涼まつりに来訪されたお客さまに、お話を伺いました。

ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございました！