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第一回「麻布十番を創った人たち」紀文堂 須崎 清門 さん
第一回「麻布十番を創った人たち」
紀文堂 須崎 清門 さん (1917~1998)
このコーナーでは、「この街を創った人」を紹介いたします。最初の方は、長年老舗の和菓子づくり一筋、紀文堂の須崎清門さんです。麻布十番では理事長、青年会長、町会長、消防団分団長など“長”のつく役はすべてこなしたスーパーマンだったそうです。納涼まつりの前身である納涼大会では、大名行列が行われており、その時には“お殿様”になったそうです。まさにこの方にしかできない適役でした。大正6年から平成10年まで、麻布十番のすべてを見てきた須崎さん。人形焼の七福神の中の一人は私と自負し、厳しくもやさしい、お酒と巨人がだいすきだった方。いつまでも麻布十番にその名前が残るでしょう。