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第十回「麻布十番を創った人たち」元港区議会議員 大橋 昭二 さん
第十回「麻布十番を創った人たち」
元港区議会議員 大橋 昭二 さん (1927~2007)
このコーナーでは、「この街を創った人」を紹介いたします。
港区議会議員になる前は、麻布十番2丁目20番に住み、和田屋という焼き鳥屋を経営されていました。平和への思いから共産党に所属し、1967年(昭和42)から1995年(平成7)まで27年間港区議会議員として麻布十番の為にご活躍されました。また、1991年(平成3)には港区共産党議員団として初の港区議会副議長も務め、今でこそ定番となった港区内共通商品券を港区議会で初めて取り上げるなど、元商店主として商店街振興に多大なる功績を果たされました。その他にも、麻布十番の地下鉄開通や大規模開発による地盤沈下など、地域の課題に対しご尽力され、1980年(昭和55)港区長表彰(自治功労)、1988年(昭和63)都知事表彰(自治功労)を授与されました。1961年(昭和46)の港区議会選挙ではトップ当選されるなど、温和な性格から大変に人気があったそうです。 今日の麻布十番商店街の繁栄はこうした歴史があったからなのですね。