麻布十番をもっと安全に!自転車交通ルールを守ろう
日常の移動手段として身近な自転車は、麻布十番商店街でも多くの方に利用されています。一方で、歩行者との距離が近いエリアだからこそ、ちょっとした不注意が事故につながる可能性もあります。
こうした中、2026年4月1日より、全国で自転車に対する「交通反則通告制度」が導入されました。歩行者も、自転車も、車も。誰もが安心して過ごせる街であるために、あらためて自転車の交通ルールを確認してみましょう。
改めて確認!自転車=「軽車両」とは?
道路には、それぞれの立場に応じたルールがあります。自動車やトラック、バイクなどの車両だけでなく、エンジンを使わず、人や動物の力で動く自転車などの軽車両にも交通ルールが定められています。また、歩行者にも守るべきルールがあります。

自転車の交通ルールは、1960年に施行された道路交通法をもとに、改正を経て現在の形になっています。昨年の2025年にも新たな交通ルールが追加されました。
自転車走行の新たに加わった交通ルール

令和6年11月から、自転車の「酒気帯び運転等の禁止」、そして「運転中のスマートフォン使用」について、罰則が整備されました。
酒気帯び運転とは、酒に酔った状態で自転車を運転することです。また、酒気を帯びた状態で自転車を運転するおそれがある人に対して、酒類を提供する行為も禁止されています。そのため、自転車に乗る側だけではなく、お店側も罰則を受ける可能性があるのです。

運転中のスマートフォン使用とは、自転車に乗りながらスマートフォンを手に持って通話したり、画面を注視したりする行為、いわゆる「ながら運転」のことを指します。こうした行為は周囲の状況への注意が不十分となり、事故につながるおそれがあるため、スマートフォンの操作は、自転車を停止した状態で行うことが必要です。
おさらいしよう!自転車の交通ルール

自転車には、いわゆるママチャリと呼ばれるシティサイクルをはじめ、マウンテンバイクや二人乗り用のタンデム自転車、電動アシスト自転車などがあります。いずれも軽車両に位置づけられており、交通ルールを守る必要があります。
しかし、自転車の交通ルールを学んだのは小学校以来という人も少なくないのではないでしょうか。ここで改めて、自転車の交通ルールを見直してみましょう。
①自転車そのものの状態

自転車の状態をチェックしましょう。ブレーキやライトが正常に作動するかを確認してください。夜間はライトの点灯が義務付けられています。
②信号や標識に従うこと

信号を守ることはもちろん、一時停止の標識がある場所では必ず停止します。通行禁止や指定された通行区分などの標識にも従う必要があります。
③通行方法にも注意が必要

自転車は車道の左側を通行するのが原則であり、右側通行はできません。歩道を通行する場合は歩行者を優先し、すぐに止まれる速度で走行することが求められます。
④踏切では、特に注意が必要

遮断機が下りている踏切への立入りは禁止されており、周囲の状況をしっかり確認し、安全を確保したうえで通行しましょう。
⑤スマートフォンの使用や二人乗り、並進などの危険な行為は禁止

走行中にスマートフォンを手に保持して利用すること、イヤホンをつけて周りの音が聞こえない 状態での運転、さらに傘差し運転など、周囲の安全確認が不十分となるおそれのある行為についても注意が必要です。
⑥他の車両の通行を妨げる行為は禁止
他の車両の通行を妨げる目的で、急ブレーキや急な割り込み、幅寄せ、蛇行運転など、交通の危険を生じさせるおそれのある方法による行為も禁止されています。
麻布十番商店街でも気をつけたい、よくある自転車事故

麻布十番商店街は、日々多くの人が行き交うエリアであり、歩行者と自転車の距離が近いのが特徴です。そのため、ちょっとした状況の重なりが事故につながることがあります。
例えば、細い路地や見通しの悪い交差点での出会い頭の接触も起こりやすい場面です。自転車同士や車両、もしくは歩行者とも鉢合わせになる可能性もあるため、徐行しながら周囲の動きを確認することで、事故を防ぎましょう。
また、商店街には300以上の店舗が軒を連ねているため、店舗の出入口付近での接触に気をつけましょう。買い物客や通行人が急に歩道へ出てくることがあり、自転車との距離が近い場合には接触のリスクが高まります。車道を走行することで、人にぶつからないようにすること。また、スピードを落とし、すぐに止まれる状態で走行することが大切です。
加えて近年では、電動キックボードなど新しいモビリティの利用も見られるようになっています。これらもそれぞれ交通ルールが定められており、自転車と同様に周囲への注意と安全な走行が求められます。

自転車に乗る、自分の命を守ることも重要です。全国の自転車事故で死亡した人のうち、約半数は頭部損傷と言われています。ヘルメットの装着は努力義務ですが、「まさか私が」の自体にならないようにしっかりと準備しましょう。
交通ルールを詳しく知りたい方は警視庁のウェブサイトをチェック
自転車の交通ルールについては、随時更新されています。2026年4月1日から自転車の交通違反に「交通反則制度」が導入されました。上記で掲げたような交通違反が交通事故の原因となるような、歩行者や他の車両にとって、危険性・迷惑性が高い悪質・危険な違反であったときは、注意のみならず、検挙が行われます。
「交通反則制度」の詳細は、各警察署での案内のほか、警察庁のウェブサイトでも詳しく確認することができます。
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/portal/index.html
あらためてルールを確認し、一人ひとりが意識を持って行動することが、安心して過ごせる街づくりにつながります。麻布十番を訪れるすべての人が気持ちよく過ごせるように、自転車の利用においても思いやりを大切にしていきましょう。
また、警察庁では「デジポリス」という警視庁防犯アプリをリリースしています。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
東京都内の犯罪発生情報や防犯情報をお届けするアプリでは、麻布十番商店街周辺を登録することで、そのエリア付近の犯罪発生情報を受け取ることができます。また、国際電話などを利用した特殊詐欺への注意喚起や、迷惑電話対策機能、防犯ブザー機能などを備えたアプリもあります。こうしたアプリを一人ひとりが活用することで、麻布十番商店街においても、より安心して過ごせる環境づくりに繋がるでしょう。

大好きな街だからこそ、一人一人がお互いに思いやりを。これからも楽しく自転車で麻布十番商店街を訪れることができるように、ルールを守っていきましょう。






